二級建築士製図試験に合格しました
令和7年度の二級建築士製図試験、無事に合格していました。
製図試験の受験はこれが2回目。
去年の初受験では、「落ちてないはず」と思っていたのに【ランクⅡ】で不合格。
悔しくてたまらなかったのを今でも覚えています。

絶対に落ちたと思ってたから合格してて安心した~。
あの伏図でも合格できるんだ…
でもやっぱり去年不合格になった謎が深まる一方…
▶ 受験直後の話はこちら
▶ 初受験ランクⅡで落ちた話はこちら
今年の試験は資格学校でも話題になっていた「奥行き7280固定法」が崩された異例の出題。
正直、試験用紙を見た瞬間に「負け戦だ…」と思ってしまった。
それくらい、今までのセオリーが通用しない内容でした。
それでも、(泣きそうになりながら)なんとか描き切った。
描き切った、というだけで精一杯だった。
実はこの製図試験、妊娠6週の妊婦で受けていたんです。
合格発表の今は妊娠17週、ようやく安定期に入ったタイミングです。
「なぜ受かったのか分からない」けど、合格していた
覚えている範囲のミスはこんな感じ:
- 建物の外壁が敷地境界線から910mm空いていない
→敷地16mだっけ?エスキス段階でちょうどマスが余っていると思い道路側に半マスすらしたら、隣地境界線側が800なんぼかしか空かなかった!!平面図がほぼ完成のタイミングで気付いたが、時すでに遅し!!! - 記述問題が全然書けなかった
→日建で普段練習させられていたあんな簡単な問題じゃなかったよね… - 奥行きを9100にしてしまった結果、教わっていた伏図が崩壊
→ 伏図がぐちゃぐちゃに
…など、他にも気付いていない小さなミスはあったと思う。
一方で、去年は図面も描けたし、大きなミスは「自転車置き場の配置」をバルコニー下にしてしまったくらい。
敷地境界線にフェンスを描いたのが原因で落ちたと言われたけど、たった1本の線で落ちるとは…。
おそらく、去年はみんなRCの図面が描けていた中でのふるい落とし。
一方今年は、多くの受験者が苦戦していたからこそ、「とりあえず形にした人」が通ったのかもしれません。

RCは線の数が少ない分、みんな描きあげるからそこが怖いところ!
私が意識した唯一のこと
試験問題を見て、焦ってパニックになりかけたけど、1つだけ意識したことがありました。
それは「伏図の梁のサイズアップ」。
日建の講師から、本試験の採点官は「伏図の柱スパンが飛んでいる部分を重点的にチェックしている」という話を聞いていたので、
図面が崩壊してても、梁のサイズアップだけは気を遣って描こう(配慮しましたよ風)と、そこだけはめちゃくちゃ集中して描きました。
それが合格につながったのかは分かりませんが、「やっててよかった」と今は思っています。

採点官も何百枚もの図面を詳しくはチェックできていないはず。
だからこそ、わかりやすく建物が崩壊する柱スパンが飛んでる梁のサイズはチェックされると聞いた!
↓おすすめの製図道具↓
実は妊婦でした|試験当日のコンディション管理
製図試験当日、私は妊娠6週目でした。
ちょうど「つわりが始まるかも…」という超初期。
幸いにも私には目立ったつわりがなく、体調は比較的安定していたけど、それでも少し不安はありました。
妊娠していることは自覚していましたが、「病は気から」という言葉を信じて、
あえて認めないように騙し騙しやってました(笑)
妊娠5週頃から体がだるく、疲れやすさは感じていました。
元々、試験直前に勉強を詰め込まないタイプ。
試験1週間前からはほとんど勉強せず(特にやることもなかったので)、とにかく体調管理を最優先。
製図試験には必須の「平行定規」も重いので、当日の運搬時も無理しないよう床に置いたりなるべく持つ時間を短くするよう気を配っていました。
さらに気をつけていたのが「空腹」。
空腹時の気持ち悪さを避けるために、軽食(ウィダー4本くらい)を用意して臨みました。

試験終了直後にお腹が空きすぎてウィダーを一気飲みしていたら、
解答用紙を回収する人に「え?回収してもいいですか?」と言われたことは、すごく覚えている。
鉛筆を置いてくださいって言われた後だし、なぜこの質問されたのかは謎…
これが地味に助かった!試験会場の“奇跡”
当日の会場は、3人用の長机に交互で真ん中に1人 or 両端に2人配置されるスタイル。
私は運良く「真ん中に1人」で座れる3人席に当たり、両隣なし。
しかも、一番後ろの入口近くの席で、トイレにも行きやすい位置!
さらには、前の席の2人が来ていなかった!!!
…この試験中の“空間の余裕”は、妊婦にとってめちゃくちゃありがたかったです。
※ちなみに、体調等の「特別措置申請」ができますが、5月が締切だったので、私は普通に申し込みしてました
(当時は妊娠してなかったので)。

去年も1人席だったが、前後の間隔はぎゅうぎゅう。
密集状態を心配していたが、今年は本当に奇跡が重なり、助かった!!
二級建築士を目指したきっかけと道のり
私が二級建築士を目指したのは、第一子妊娠中のこと。
通信制の専門学校に通い、月2回の通学で受験資格を取得しました。
1年生のときに出産し、産後1ヶ月から通学・勉強を再開。
補習や事前に課題提出などで柔軟に対応してもらえたのがありがたかったです。
赤ちゃんの育児をしながら隙間時間で勉強し、無事に2年で卒業。
その後…
- 卒業 → 7月に学科試験 → 合格
- 9月に製図試験 → 不合格(ランクⅡ)(初年度も日建に通っていた)
- 翌年2月から日建学院の長期コースに通う
- その年、第二子妊娠中に2度目の受験で、合格
最初に「二級建築士を取ろう」と思ったときにお腹にいた子は、今ではもう3歳。
時の流れが恐ろしい…振り返ると短かったような長かったような…
かなり濃い4年間でした。
なぜ妊娠と資格受験を同時進行したのか?
これは完全に私の性格なんですが…
「同じことを何回もやるのがめちゃくちゃ嫌」なんです。
去年の初受験のときは、
「絶対今年受かる。受かってから妊娠する」と決めていました。
でも、結果は不合格。
そして妊娠も叶わなかった。
「何も得られなかった1年」を自分で許せなかったのです。
だからこそ、「今年は両方を叶えてやる」と覚悟を決めて挑みました。
もちろん、体調次第で受験を遅らせるつもりではいました。
でも運良くつわりもなく、ここまで無事に来られて、本当に感謝しています。

30歳過ぎてからの1年の重みは結構大きいよね…
育休中、キャリアに悩んでいるお母さんへ
今このページを読んでくださっている方の中には、
「子育て中だけど、なにか資格を取りたい」
「今後のキャリアに不安がある」
という方もいると思います。
私もそうでした。
でも、少しずつでも進めば、道は開けることを今回の経験で学びました。
焦らず、自分のペースで。
体調や家族とのバランスを見ながら、自分の未来を選んでいきましょう。
私の経験が少しでも励みになれば嬉しいです!






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